1ヶ月ほど前ホームセンターで大きめな鉢二つと、花の苗等を買い写真のような寄せ植えを作った。今までこのようなことはあまりやったことがなかったので、生まれて初めての体験とも言える。それ以来水をあげたり、枯れた花びらを排除したりと少々手間をかけている。
ところで私は仕事柄、ヘアデザインには当然興味があり普段も髪型のことは、常に頭の中にある。話は「生け花」に移るが、そのような趣味はもうとうない。しかし、以前から生けてある花をみるとヘアスタイルと共通している部分が多いなと思っていた。シルエット・大きさ・線の繋がり・色使い・質感・配置・全方向性・イメージ・・・など随分と重なる部分が多い。
また、寄せ植えに戻る。今回、素人ながら寄せ植え作りをして1ヶ月が過ぎて感じたことがある。それは花が成長していくと、鉢全体のバランスが崩れていくことだ。当り前のことではあるが、苗を買うとき、適度に咲いていたものだったので、愚かにもその後の変化のことはあまり考えなかった。当初後ろのゴールドクレストが一番高さがあったが、今ではその前のコスモスに高さが追い越され、哀れにも存在感を全くなくしている。他にも調和に欠け始めている箇所がある。
ヘアスタイルの部分的な要素もそうだが、主役にしろ脇役にしろ、その存在が意味のないものであってはならない。バランスを崩す元である。寄せ植えも一つ一つの花の性質を知り2週間後・1ヶ月後・2ヶ月後の姿を想像して花を選ばなくてはならない。当然手入れも必要である。そう考えるとヘアデザインと共通するのは、変化をするという点で、生け花よりも寄せ植えの方が遙かに多い。今回は、いい勉強になった。
それにしても、たったこれだけの花ではあるが、最近では毎日のように様々な来訪者がある。蜜蜂・大きめな蜂のような虫・紋白蝶・黄色の羽根の蝶・名前のわからない小さな虫・様々である。人に攻撃してくる虫はいない。みんな花の蜜を求めてくるのであろう。今まで来ることがなかったこれらの生き物が、寄ってくるだけで何故か心が和む。
今日は、写真のような蝶が来ていた。あまり見たことがない。蛾であろうか。いや、そうでもなさそうだ。でもそれはどうでもよい。それにしてもこの訪問者、片方の羽根が半分から無くなっている。何があったかは定かではないが、羽根の欠けた蝶は、さぞかし苦労の多い人生ならぬ、「蝶生」を送っていることであろう。
障害を抱えても力強く生きていることに対して応援をしたい。この訪問は歓迎である。しかし、二度と我が家に訪れることはないかもしれない。同じ場所で同じ時刻に縁あって出会い、片側通行かもしれないが心が動いた証として記憶に留めておきたい。但し、何せ前回も書いたが物忘れは、私の特技である。せめてブログに記しておくことにした。
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